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大人の視点で旅行を楽しむブログです。 神社には気持ちを落ち着ける力があるような気がします。
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神社の起源は自然崇拝だと考えられています。
日本人は昔から、山や岩などの自然を崇めてきました。
その後、参拝するために拝殿を作るようになりました。
拝殿から見えるご神体は山などです。
そして、お参りする対象が、自然のものから鏡などの抽象的なものになり、神殿に飾られるようになって行きます。
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日本には、30万以上もの祭りがあると言われています。
祭りというのは、お好み焼きや焼きそばを食べるイベントだと思っている人もいるかもしれません。
しかし、本来は神社の祭事です。
各神社には由来がありますが、祭神がいて何らかの祭事があります。
八百万の神といわれています。

古代の神は、怒ると恐ろしいことが起こるので、皆で慰めようとしていました。
それが神社での神事となってきているわけです。
それがさらに発展して神社だけでなく多くの氏子も参加して、まるで人間のためのイベントのようになったわけです。

最近では、氏子でなくてもわざわざお祭りを見るために全国から人が集まる様にもなっています。

先日酉の市へ行ってきました。
あの雰囲気だけで、今の季節を感じます。

まず神様にご挨拶
多くの店が並んでいます。
一通り見て回りましたが、同じような熊手手が沢山ありました。
でも良く見ると、少しずつ違いますね。

選ぶのは一番小さくて安い熊手です。
一番大きいのは15万円でした。
小さいのは千円からあります。

今年は熊手ではなくて置物にしました。
金ぴかの龍です。
いかにもご利益がありそうな感じでした。
我が家は江東区の富岡にあります。
富岡八幡宮の直ぐ近くです。
毎朝参拝しています。
地元では八幡様と呼ばれていて、前を通る人々が皆お辞儀をして通り過ぎます。

全国に多々ある神社の中で八幡宮は一番多く、4万4千社あるそうです。
大分県にある宇佐神宮が全国の八幡宮の総本社です。

八幡宮は、応神天皇と母親の神功皇后を祀っています。
神功皇后はお腹の中に応神天皇を宿したまま朝鮮で戦って凱旋したといわれています。
北九州に戻ってから直ぐには近畿へ行かずに、一旦大分県か宮崎県に避難します。
それは近畿に反対勢力があったからです。

日本の古代史を調べると、神功皇后と応神天皇の時代が一番興味があります。
謎が多いし、日本書紀にも本当かどうか分からない記述が多くあります。
全国の神社をめぐっています。
その土地ごとの特色もありますが、やはり出来た時代が一番特色があります。
4世紀以前の創設だったら、最古といってもよいかもしれません。
新しいのは明治以降の創立と言う神社もあります。

天武天皇の時代以前なら、日本書紀に出てきていると思います。
それ以降であっても、古文書に出てきているところが大半です。
ですから、神社の生い立ちを調べるのはそれ程大変ではありません。
しかし、古文書に書かれていることが本当かどうかはなかなか検証できません。

日本書紀を読んで、自分が興味を持った歴史的な出来事と関係のある神社を訪ねていくと、非常に興味深くお参りできると思います。

 
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